このページでは、大学受験において、苦手科目を先輩たちがどう克服してきたのかを聞いてみました。
数学が本当に苦手だったのですが、どの教科よりもたくさん過去問に挑戦しました。とくに神大で頻出する数Ⅲの問題集と、神大の赤本・数学15ヵ年をひたすらくり返しました。
正直、最初はほとんど解けなかったので、苦痛でしかなかったです(笑)。問題集を何周もしていくと、こういう問題にはこの公式というような、「型」が身に付いてきて、少しずつ解けるようになっていきました。
どちらの問題集も3周はしたかと思います。(2022年入学/工学部)
苦手の英語を克服するにあたって、学校の先生に相談したところ、「最初から難しい問題集に手を出し過ぎている。まずはしっかり教科書で基礎を確実にしたほうがいい」とアドバイスいただきました。
苦手だということ以外に、自分で選んだ問題集が、かなり高度なものとも気づかずに、「できない」と余計に焦ってしまっていたようでした。
そこからはまず教科書に立ち返り、自分のレベルにあった問題集で基礎をしっかり確実なものにしていくようにしました。
神大入試は、基礎ができていれば解ける問題が多いので、このやり方でよかったと思っています。(2022年卒/経営学部)
意見論述・記述問題が大の苦手でした。文章の裏を読むとか、作者の意図はなんなのかとか、とにかく意味がわからないくらいに思っていました(苦笑)。
塾の先生に「答えは必ず文章にある」と言われてから、少し意識が変わりました。
演習の際に、最初に問題文を読んで、そこに関わりそうなところや、倒置法・「しかし」などの接続詞の後・「重要です」と書かれているなど強調されている部分にマークをつけながら読み進めていきました。さらに、段落や章ごとの要点を自分でまとめていきました。
そのやり方で演習をたくさんこなしていくと、だんだんどこが文章の中で大事なのか、理解ができるようになっていきました。
1問1問、時間はかかりますが、数を重ねるごとに、少しずつスピードも上がっていきました。(2021年卒/国際人間科学部)
河合塾が2018年に大学受験科生約3,400人を対象に行った苦手科目の調査によると、数学・英語・古文・現代文が上位という結果になったそうです。
みんなの苦手を得意にできれば、それだけ受験が有利になります!
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