現在は官公庁で環境問題に関わる仕事をしている山下さん。
なぜ神戸大学を選んだのか、教えていただきました。
ーー山下さんは、神戸大学経済学部を卒業されていますね。
はい、進路を考える際に、もともと環境問題に興味を持って調べていたんです。
それまでは、国際系の学部がいいかなと思っていたのですが、色々調べていく中で、経済活動を通じて環境問題を解決できる環境経済学というアプローチを知り、「いいな」と思ったことがきっかけです。
ーーなぜ神戸大学を選びましたか?
実家が鳥取なので、そこからあまり遠くない大学を志望していました。
岡山大学と神戸大学が自分の中で選択肢としてあって、まず神戸のほうがおしゃれで楽しそうだったこと。せっかくの大学生活なので、大事ですよねえ?(笑)。
というのは冗談で、なにより講義の多さですね。経済学の専門領域を網羅する勢いなので、勉強していく中で、将来の選択肢を色々模索できるなと思ったことです。
あとは、可能だったら留学もしたかったので、留学の制度が充実していることも魅力でした。実際には行かなかったのですが…。
そして何より、オープンキャンパスで雰囲気が良かったことが最後の決め手になりました。
ーー経済学部での思い出を教えてください。
経済学部では数学を使うことが多くて、高校時代そんなに数学が得意じゃなかった私は、結構苦しいときもありました…。
友だちやゼミの仲間がいなかったら、正直詰んでた…と思う場面ばっかりです。本当に周りに助けられた4年間だったと思います。一生物の友だちができたことが、大学生活の一番の宝かもしれません。
在学中の資格取得に向けて頑張っていた子や、将来に向けて頑張っている子も多くて、「自分も、大学生活を楽しむだけじゃなくて頑張らないと」と思えたし、いろんな話をすることで、「こんな視点もあるんだな」と自分の世界がすごく広がった気がします。
ーー最後にこれから神戸大学を受けようと思っている高校生にひとことお願いします。
神戸大学は、とにかくいい人が多いです。めちゃめちゃあったかい大学だと思っています。
講義の内容は専門的なので、興味がないと正直厳しいと思います。だからこそ、本当に神戸大学の経済学部でいいのかということも含めて、しっかり調べてください。
卒業生や在校生に話を聞く、シラバスをチェックするなどなど、自分の将来と照らし合わせて、熱出るくらい考えて決めることをおすすめします。
それが合うなら、全力で神戸大学は最高だって言えます!
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