【お写真右から2人目】
神戸大学工学部情報知能工学科へ進学。
合格のポイントは、ほどよく勉強の合間に息抜きを入れたこと。
ーー神戸大学を選んだ一番の理由はなんですか?
仲の良い、自分と同じぐらいの学力の友人たちが阪大を目指していたので、始めはそこに影響されて神戸大と阪大で迷っていました。オープンキャンパスに行ってみて、そこから神戸大一本に絞りました。一番大きかったのは、オープンキャンパスですね。
ーーオープンキャンパスで何に惹かれましたか?どんなきっかけがあったのでしょうか?
元々ずっと情報系の勉強をしたくて……神戸大のオープンキャンパスで次年度からシステム情報学部が設立されると知って、神戸大は情報に力を入れているんだと思い神戸大を目指しました。
ーーどのくらいのタイミングでそう決められたのですか?
高2の頃ですね。そのとき学校の課題研究で、AIをテーマにして研究をしていて、ちょうど進路も考えるタイミングだったので、そこが重なったような感じです。
ーー情報知能工学科でどんなことを学んでみたいですか?
マーケティングを学びたいと思っていますが、まずはAIの仕組みを理解しないといけないと考えています。
ーー神戸大を目指すと決めて、ご家族はどんな反応でしたか?
家族からどの大学に行ってほしいというようなことは言われたことはないですね。頑張って!という感じでした。
ーー素敵なお父さんとお母さんですね。勉強面は厳しくなかったですか?
勉強面で何か言われることはなかったかな。そういう意味ではさほどプレッシャーはかかってなかったかもしれないですね。
ーー神戸大学のどの授業に一番興味がありますか?
今はやっぱりAIですね。1回生は全員どの学科も同じ授業なんですが、その中にAIも入っていて、今はそれが一番だなと。
ーーもし受験に失敗したらどうしようと、不安に思ったことはありますか?
やっぱり共通テスト前ですね。私立大受験で落ちたときに、「これでもう後がない!」と思いました。
ーー受験期間中に一番アクセルを踏んだのは、そのときですか?
そうですね、なので神戸大の共通テスト前とか、特にやばいっていうプレッシャーがあって、そこでアクセル踏んで頑張ったみたいなところはあります。
ーーそこからどれくらい勉強していましたか?
ご飯とお風呂以外は全て勉強していたような感じです。
ーー緊迫感がすごく伝わります。
本番1週間前は、「あと1週間しかない、どうしよう」という気持ちでした。本番でミスをしたり体調が悪くなったらどうしようと、いろいろなことを考えました。少しでも気分を高めようと急に部屋の室温を上げたりなんかして、そんな環境づくりをしていました。(笑)
ーー受験勉強中の息抜きについて教えてください。
YouTubeを観ることと、小説を読むことですね。YouTubeはサッカー系や、受験系ではPASS LABOを観ていました。
あとは自分が好きなゲームの配信者ですね。かなりモチベーションにつながっていたと思います。
小説は「小説家になろう」というサイトで好きな小説を読んでます。中学生の頃から小説が好きで、活字好きが影響していることもあってか、国語が割と得意で、思い返すとそこも受験に役立っていたと思います。
ーー逆に息抜きで失敗したことって何かありましたか?
共通テスト本番の2週間前から、一切息抜きをなしにしようと思ったんですが、結局1週間前ほどで断念してしまいました。
ーー神戸大学を目指してて良かったなと思う瞬間はありますか?
関西では知名度が高いし、「合格するのが難しいのにすごいね」と言われると、受かってよかったなと改めて思います。いろいろな人に「神戸大学すごい」というようなことを言われるので、本当に良かったとすごく思いますね。
ーー今回の受験勉強の経験から、これは大事だなと思うことは何かありますか?
同じ答えになってしまいますが、共通テストが終わってからは、息抜きってすごく大切だなと思いました。自分がやっていたことは、過去問演習をするときに、3時間と指定して、その中で例えば80分で英語の問題を解いて、自己採点をして、残り時間を息抜きに充てるということをしていました。息抜きはご褒美というような感じで勉強していました。
ーー社会に出ても生きる経験ですね。
そうですね、本当にそう思います。
ーー神戸大学を目指してきた中で、一番大切な経験(学び)って何ですか?
調子に乗らないことですね。(笑)
それを実感することが二度ありました。1度目は夏の模試で、結果がものすごく良かったときです。東大まで目指せるんじゃないかというぐらい良くて、それですごく調子に乗っていたら、次の模試の結果がものすごく悪くて現実を見ました。
2度目は私立大を受けたときに、これまでで一番良い出来だったので、「絶対に受かったと思う。」と親にも言っていたのに、結局あと1点足りず落ちたことですね。調子に乗るのはよくないなと思いました。
ーー実際に神戸大学の試験対策を始めたのはいつ頃からになりますか?
高3の4月ですね。
ーー受験勉強を始めるにあたってスケジュールとか立ててましたか?
結構しっかり立てていましたね。それこそ神大突破会の方に直接いろいろと聞いていました。「いつまでにこの問題集を終わらせたらいいですか」とか、「共通テストは過去何年分をいつまでにどれくらい解いていればいいですか」とか。それでカレンダーを作って、スケジュールを立てていました。1日の時間ごとの計画まで立てていました。
ーー正直こなせていましたか?
みんなよく、しっかり計画通りやってみても、結局終わらなくて、モチベーションが下がる、スケジュールを立てたのに意味がなくなるみたいなこと言うんですよ。
自分もそうなりかけていたんですけど、好きな事をするための時間を確保をしておいて、そこを予備に使ってやりくりしていたので、結局、全部計画通りに出来ていたように思います。
ーー具体的にどんな勉強方法が合格に繋がったと思いますか?
神戸大学の過去問を解くときに、神大突破会の方に傾向が似ている他大学を聞いて、その大学の過去問もやったりしていました。
ーーなぜそう取り組もうと思ったのですか?
苦手を潰そうと思ったら、恐らく自分が受験する問題集とかでやると思うんですけど、傾向が違ったりする可能性もあるからです。これをやったことが合格に繋がったと思っています。
ーー受験生時代に戻るなら、何をしておけば良かったなと思いますか?
やっぱり共通テスト前ですかね。自分としては共通テスト前の結果に満足してないので、もし共通テスト2週間前に戻れたら、きちんと息抜きをして進められれば本番もっと上手くいったんじゃないかなと思います。無理をしすぎて、少し本番上手くいかなかったなという感じはします。
ーー勉強の中で一番役に立った教材とか塾とかありますか?
さっき話したyoutubeのPASS LABOはモチベーション維持に繋がってよかったと思います。実用的な面で見れば、やっぱり創学の神大突破会の面談でいろいろ相談とか乗ってもらったことですね。1年を通してたくさん学習相談をしていたので、それも大きかったですね。
ーー神大突破会の面談の方はどんな方でしたか?
厳しいこともなく、質問したことにきちんと正確に答えてもらえました。創学の神大突破会は神戸大専門なのでいろいろな情報を得られたし、頼りになりました。
ーーその神大突破会の良さを教えてください。
まず担当の方が正しいことを教えてくれるし、いろんなことを知ってることですね。そして家で講座を受けられて、もしリアルタイムで受講できなくても後からアーカイブで視聴できることですね。それから早い段階でどう勉強すればいいか教えてくれるので、気付きがあることですね。
ーーこれからの受験生に向けてお伝えしたいことはありますか?
謙虚さを持つことと、息抜きも大事だということですね。あとは睡眠はすごく大事。長い間、11時に寝て、6時半に起きるという生活を送っていたので、生活習慣を崩さないことが大事だと思います。
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