高3から神戸大学への合格を目指すのであれば、効率的な計画を立てて勉強することが大切です。ここでは、高3から神戸大学に合格するための勉強スケジュールについてまとめています。
勉強開始時点でどの程度の学習レベルに達しているのか、苦手科目・得意科目があるのかといった個々の状況にもよりますが、春の段階では基本教科である国語・数学・英語を集中的に勉強しましょう。3教科それぞれの土台を固めて、安定した点数を維持したいところです。
また、志望する学科で求められる教科についても把握しておきましょう。特に、理系の学科を目指すのであれば数学の点数を着実に高めていくことが重要です。
春の間に基本3教科の土台を徹底的に固めた後、夏からは過去問の演習に取り組みましょう。直近の過去問を優先しつつ、5~6年分は遡って解くことがおすすめです。
過去問を解く中で分からない問題があった場合は、基礎へ立ち返って理解できていない箇所を自分自身で把握して、苦手な範囲を克服する気持ちで復習しましょう。
また、科目の偏りが無いように、学習ルーティンや計画を立てることがおすすめです。得意科目だけでリードできるほど神戸大入試は甘くありません。総合力が試されるため、苦手科目にも向き合う時間を作ることが大切です。
秋には、迫る受験本番を意識して勉強のスケジュールを最終調整しましょう。国語・数学・英語の基本3教科だけでなく、共通テストで受けるその他の科目についても安定した点数を維持していることが望ましいです。
過去問を解く中で苦手とする科目や範囲があれば、重点的に勉強することで点数のムラをなくすことがポイントです。
また、オープン模試を複数受けることも大切です。本番形式を味わえるオープン模試は、本番の雰囲気を先取りするきっかけにもなりますし、自分の弱みを知る機会にもなるでしょう。
上記の動画では、目標得点率・成績表の見方についても解説しているため、チェックしてみてください。
受験直前は、実際の試験を想定してこれまでに解いていなかった過去問などを中心に演習を重ねましょう。この時点で初歩的な問題につまづいた場合、基礎へ立ち返ることでどこでミスをしたのか、これまでの勉強で何を見逃していたのか、冷静にチェックすることも重要です。
苦手科目だけでなく得意としている科目も油断せずに一通り復習することで、万全の状態で当日を迎えましょう。
高3から本気で神戸大学合格を目指すのであれば、限られた時間でどれだけ効率的に勉強できるかが最も大事なポイントです。
そのためには、1年間集中して勉強できる環境に身を置くことも大切。分からない問題に対して一人で長時間悩んでしまっては、かえって点数に繋がらないこともあるでしょう。
予備校という環境であれば、効率的な勉強スケジュールの提案や苦手科目克服のためのサポートをしてくれます。一人で悩まずに、その道のプロへ相談して合格への近道を見つけることがおすすめです。