神大の二次試験は、大学入学共通テスト対策では不十分と言われています。
それは、確かな基礎に裏付けされた、読解力と記述力(要約や意見論述)が必要な問題が多く、マークシートで行う共通テスト対策にだけ目を向けていると、伸ばしにくいスキルが求められるためです。
逆に、神大二次試験を見据えて準備すれば、それは共通テスト対策にもなっていきます。
各科目の出題内容、出題pdfへのリンク、傾向と対策や、先輩たちの勉強法、科目によっては現役予備校講師のアドバイスなど、盛りだくさんな内容でお届けしています。
現代文、古文、漢文の3題構成(学部によって異なる場合あり)。全て記述式で、要約や意見論述の力が問われます。
神戸大学の国語の試験時間は、学部によって異なります。次の3パターンに分かれています
海洋政策科学部文系科目重視型では、試験時間が短く、出題内容も現代文のみです。
経営学部では、試験時間が比較的短く、出題内容も現代文と古文に絞られています。そのため、短時間で集中して解答を進める力が求められます。
他学部では、出題範囲が広がり、漢文も含まれます。試験時間が長い分、じっくりと解答を進められる反面、問題量も増えるため、時間配分が重要になります。
文系は大問3題、理系は大問5題構成で出題されます。標準からやや難レベルの問題が中心で、解法のプロセスや論理的な説明が重要視されます。
神戸大学の数学試験は、理系学部と文系学部で試験時間や問題構成が異なります。受験する学部ごとに準備する必要があるので、以下を参考にしてください。
理系学部では、数学が合否を大きく左右する重要な科目です。全5問が記述式で出題され、解法のプロセスや考え方を丁寧に説明する力が求められます。
文系学部では、数学の試験時間が理系学部より短く、問題数も少ないです。ただし、内容は「標準的な範囲内」ですが、論理的に説明する記述力が問われるため、基礎を固めた上で応用問題にも対応できるようにする必要があります。
記述式の大問3題。基礎的な知識を問う問題と、応用力を試す問題の両方が出題されます。
神戸大学の理科試験では、受験する学部によって試験時間や科目の選択方法が異なります。学部ごとに整理して解説します。
理学部では、2科目を選択し、それぞれの科目で1時間ずつ試験を受けます。基礎的な知識の理解とともに、記述式の解答が求められます。特に、物理や化学では計算問題、地学や生物では論述力が問われることが多いです。
工学部では、1科目のみを選択して試験を受けます。試験時間が120分と長いため、じっくり考えて解答する余裕があります。一方で、問題の難易度は「標準からやや難レベル」で、基礎力だけでなく応用力も必要です。
農学部も工学部と同様に、1科目を選択して受験します。生物を選択する受験生が多いですが、科目によって必要なスキルが異なるため、事前にどの科目が自分にとって得点しやすいかをよく検討してください。
神戸大学の英語は、大問4題構成です。長文読解が3題、英作文が1題という形式で、次のような特徴があります:
神戸大学の英語試験は、全学部共通です。下記の通りとなります。
80分間で全問を解き切る必要があるため、日頃から速読の練習を行い、文章全体の流れを素早く掴む力をつけましょう。
神戸大学の二次試験は、多くの受験生にとって挑戦的な内容です。まずは、その特徴をしっかりと理解することが、神戸大学突破の第一歩となります。
信頼できる著者や出版社の教材を選ぶことは、学習効果を高めるために非常に重要です。受験対策に定評のある出版社や、実績のある著者による教材を選びましょう。
教材の価格は様々です。予算に応じて購入先(書店、オンラインショップ)を選び、キャンペーンやセールを活用してコストを抑えましょう。中古書店や図書館の活用も一つの方法です。
実際に使用した受験生の口コミや評価を参考にすることで、自分に合った教材を選ぶ手助けになります。オンライン書店のレビューや教育関連のフォーラムを活用しましょう。
長期間にわたる受験勉強では、モチベーションの維持が成功の鍵となります。以下の基本戦略を活用して、継続的な学習意欲を保ちましょう。
自己肯定感を高めるために、ポジティブな言葉を自分にかける習慣をつけます。例えば、「今日も一歩前進した」「難しい問題を解決できた」などの自己肯定的なフレーズを日常的に使います。
効率的な学習には適度な休憩が欠かせません。以下の方法でリフレッシュしましょう。
目標を達成した際に、自分にご褒美を与えることで、学習意欲を高めます。例えば、「1週間の学習目標を達成したら好きな映画を観る」「過去問を100問解いたら美味しいスイーツを食べる」など、具体的な報酬を設定します。
同じ目標を持つ仲間と学習グループを作り、互いに励まし合いながら学習を進めます。グループで問題を出し合ったり、解説を共有したりすることで、理解を深めることができます。
経験豊富なメンターやチューターからのアドバイスを受けることで、学習の方向性を正しく保ちます。学校の先生や塾の講師、先輩などに定期的に相談し、フィードバックを得ることが重要です。
受験勉強中のストレス管理は、学習効率を維持するために重要です。以下の方法を取り入れて、メンタルヘルスをケアしましょう。
集中しやすい学習環境を整えることも、モチベーション維持に役立ちます。
学習の進捗管理やモチベーション維持に役立つアプリやツールを活用します。
神戸大学へ合格するためには、少なくとも2,500~3,000時間の勉強が必要だと言われています。高校3年間の勉強スケジュールについてまとめました。
高3から神戸大学への合格を目指して勉強を始めるなら、時間を無駄にすることなく効率的に勉強していくことが大切です。高3の春から受験までの勉強スケジュールをまとめました。
高3になってからスムーズに受験対策へ移行できるように、高2の間で基礎学力を伸ばしつつ苦手教科を克服することが重要です。高2から神戸大学合格を目指す際のポイントをまとめました。
神戸大学への合格を目指して何ができるかと考えた時、実は高校1年生の時点から取り組めることは色々とあります。勉強の習慣化や自分の現状把握、合格に向けた計画のイメージ強化など高1からできることをまとめました。
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