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年度 | 出典 | 入試問題URL |
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2024年度(令和6年度) | 藤原 辰史「植物考」(生きのびるブックス社) | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2023年度(令和5年度) | 岡 真理「彼女の「正しい」名前とは何か―第三世界フェミニズムの思想」(青土社) | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2022年度(令和4年度) | 佐藤 直樹「創発の生命学 ―生命が1ギガバイトから抜け出すための30章―」(青土社) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2021年度(令和3年度) | 船木 亨「デジタルメディア時代の“方法序説”―機械と人間とのかかわりについて」(ナカニシヤ出版) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
300〜400文字の内容説明2問、意見論述800文字の3問構成。課題文のレベルは年度によって様々。分量が多く、テーマが難解なことも多いため、論点の整理がそもそも難しいと思って準備しておきましょう。
自分の意見を求められることはなく、正しく論旨を捉えて、与えられた文字数内でまとめるスキルが必要。
そのため、鍛えるべきは読解力と要約力です。
読解力は一朝一夕でつくものではなく、日々の読書、とくに社会科学をテーマにした書籍や新聞記事を日頃から読み、それを要約するといった練習をくり返していくといいでしょう。
自然と知識が蓄積され、読解力と要約力を養うことができます。時間意識を持てるように、普段から時間をはかるのもおすすめです。
添削は学校や塾の先生など、第三者に見てもらい、改善点の指導を受けると、効率的です。
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年度 | 出典 | 入試問題URL |
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2024年度(令和6年度) | リービ英雄「我的日本語」(筑摩書房) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2023年度(令和5年度) | 平野 千果子「人種主義の歴史」(岩波新書) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2022年度(令和4年度) | リサ・フェルドマン・バレット(著)高橋 洋(翻訳)「情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論」(紀伊國屋書店) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2021年度(令和3年度) | ダニ ロドリック(著)柴山 桂太(翻訳)大川 良文(翻訳)「グローバリゼーション・パラドクス: 世界経済の未来を決める三つの道」(白水社) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
100〜400文字での内容説明2問、1,000文字の意見論述が1問の3問構成。
試験問題は120分なので、小論文に慣れていないと時間が足りなくなるはずです。
第一に、課題文を正確に把握する必要があります。時事問題には日々アンテナを立てておきましょう。新聞の社説、政治経済や倫理の資料集などを読んでおくと、ベースの知識が養われていきます。
その文章を自分なりに要約し、読解力と要約力を鍛えていきましょう。文章は書くことで上達していきますので、日々の積み重ねが大切です。
ある程度文章を読むスピードと要約力がついたと思ったら、過去問に挑戦し、第三者に添削してもらい、課題を把握するというPDCAをくり返してください。
発達コミュニティ学科、環境共生学科(文科系受験)、子ども教育学科の小論文についてまとめています。
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2024年度(令和6年度) | 佐藤 仁「争わない社会「開かれた依存関係」をつくる」(NHK出版) | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2023年度(令和5年度) | 片田 敏孝「人に寄り添う防災」(集英社新書) | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2022年度(令和4年度) | 藤田 政博「バイアスとは何か」(ちくま新書) | ※問題文は著作権の関係で公開されておりません 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
2021年度(令和3年度) | 川田 学「保育的発達論のはじまり: 個人を尊重しつつ、『つながり』を育むいとなみへ」(ひとなる書房) | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
長文の課題文に対して、内容説明が3問、意見論述が1問という4問構成。試験時間は150分です。
人間の発達、現代社会の課題などがテーマになっており、内容は高度。論理的な文章を短い時間で正確に読み解く必要があるので、日頃から上記出典に挙げたような書籍や評論文を読み、文章に慣れておく必要があります。
読み進めながら、ポイントをメモしておき、章ごとに論旨を要約してみましょう。
このとき、気をつけたいのは自分の意見を入れないこと。神戸大学小論文は、自分自身の考えを問われることはなく、出題文の主題を的確に把握できているかを問われるためです。
過去問に挑戦して「読み解くのが難しい」と感じるうちは読解力が足りていない証拠なので、過去問に挑戦しながら自分の今の実力をはかりつつレベルアップしていきましょう。
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年度 | 出典 | 入試問題URL |
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2024年度(令和6年度) | 山崎 史郎「人口減少と社会保障」(中央公論新社) 菊池 馨実「社会保障再考 〈地域〉で支える」(岩波書店) 小磯 修二「地方の論理」(岩波書店) |
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2023年度(令和5年度) | 米村 幸太郎「ドーピングは禁止すべきか?」/瀧川 裕英「問いかける法哲学」収録 ジャン=ノエル ミサ・パスカル ヌーヴェル(編集)橋本 一径(訳)「ドーピングの哲学: タブー視からの脱却」(新曜社) |
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2022年度(令和4年度) | 山田 邦夫「女性の政治参画とクオータ制論議ー政治分野における『多様性』の確保ー」『ダイバーシティ(多様性)社会の構築:総合調査報告書』(国立国会図書館,2017年) 衛藤 幹子「リベラル・デモクラシーと積極的平等政策ー候補者ジェンダー・クオータの是非を巡って」名和田 是彦/編著「社会国家・中間団体・市民権 法政大学現代法研究所叢書 28」収録 |
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2021年度(令和3年度) | 建林 雅彦「官僚」/平野 浩・河野 勝(編集)「アクセス 日本政治論」収録 | 外部サイト神戸大学受験生ナビへ【PDF】 外部サイト神戸大学受験生ナビの「出題の意図」へ【PDF】 |
ひとつの論点に対して複数の課題文が提示され、それを整理して1,000文字に要約・説明をする必要がある、レベルの高い問題です。神大の法学部小論文は、国公立大学の社会科学系小論文の中でも、難度が高いと言われています。
課題文のレベルは年度によって異なりますが、とにかく分量が多いため、論理的思考に基づいた読解力が求められます。
時事問題を新聞などで確認し、また現代社会の課題を扱う書籍を読み、知識と読解力を養っておきましょう。
同時に、社会科学系の小論文課題がまとまっている問題集や、神大過去問、神大と同じように難関と言われる慶應の小論文赤本などで実践的な実力を養う必要もあります。
最初は文字数内で要約を記述することも、時間内に終わらせることも難しいと思いますが、過去問をくり返してレベルアップしていきましょう。
添削は第三者にお願いし、課題を明確にしていくことも大切です。
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例年、試験時間100分で大問3題という構成。
頻出テーマは力学・電磁気で、内容は計算問題、理由や現象を説明するものなど、幅広く取り上げられています。
計算だけではなく図・文章力も求められ、けして簡単ではありません。とはいえ、神大入試の傾向として、基礎の延長の出題内容が多いため、奇問は出題されないと思っていいでしょう。
物理の教科書内容のマスターは必須。
さらに自分なりに図表を用いて説明できる応用力も必要です。
演習を数多くこなし、短い時間で丁寧に答えを導く癖づけをしていきましょう。
演習の際は、求められていなくても図を用いて解説することを意識すると尚良いです。
神戸大学の小論文試験では、以下の観点から総合的に評価されます。これを理解することで、効率的な準備が可能になります。
論理性は、小論文で最も重視されるポイントの一つです。主張や結論が明確であることに加え、その主張が課題文や設問と一致しているかどうかが評価されます。具体的には以下の点が確認されます。
対策として、日常的にディベートや議論を行って、論理的な思考を鍛えたり、書いた小論文を見直し、論理的に正しい構成になっているか確認するといった練習を行いましょう。
内容が深く掘り下げられているか、独自の視点が示されているかが評価されます。課題文の主旨を正確に把握したうえで、自分の解釈や分析を織り交ぜることが重要です。
例えば、課題文で示される社会問題について、単に問題点を指摘するだけでなく、その背景や原因、解決策についても考察を加えてみましょう。背景に対する見方一つで、独自の視点を書き出しやすいなります。
小論文の文章は、読み手にとって分かりやすく整理されている必要があります。適切な構成(序論・本論・結論)を守りつつ、簡潔で的確な表現を用いることが求められます。
神戸大学の小論文対策には、日々の積み重ねが欠かせません。以下に効果的な学習方法とおすすめの参考書を紹介します。
本番でのパフォーマンスを最大化するには、事前準備だけでなく試験当日の戦略も重要です。
課題文の読解に30%、答案作成に70%の時間を配分するのが効果的です。
神戸大学の小論文試験は、ただ問題を解くだけではなく、日々の学習の成果が反映される試験です。この記事で紹介した対策を実践し、合格に向けた準備を進めてください。特に、過去問演習や第三者による添削を重ねることで、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。
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